地域の様子 

 久手小学校の校区は久手町(大津地区を除く)全域と鳥井町の一部(越峠、新田、迫)を含み、石見東部に位置する。南東になだらかな山なみを背負い、そこから北西にかけて緩やかに傾斜し、やがて日本海に臨む地域である。かつては半農半漁の町であった。その後、住宅地も増え、一時人口も増加したが、現在は減少傾向にある。 本校は、そのほぼ中央部の沖の原と呼ばれる沖積平野に位置し、昭和62年の春、改築校舎が完成した。屋上からは久手町全域が望める。北部には日本海、北東部には、かつて美観を誇っていた波根湖を埋め立てた約50haの久手田代、北西部には久手の町並み、南東部は国道9号線を一望できる。地域には、掛戸松島や珪化木、清滝などの景勝地がある。また、学校の近くを流れる大原川には、県の絶滅危惧種に登録されているミナミアカヒレタビラが棲息しており、保護活動に取り組んでいる。           

                             世帯数 1747戸   人口 3817人 (令和5年4月1日現在)