本校では毎月、決められた詩を配り、子供たちが暗唱にチャレンジしています。

校長室に来て、私の前で覚えた詩を暗唱するのです。

最後まですらすら言えたら合格となります。

子供たちの主体性を伸ばし、言葉や感情を豊かにするための取組で、保護者の方にも協力してもらいながら続けている特色ある教育活動の一つです。

さて、3学期、登校してランドセルを置いてすぐに挑戦しに来た子供がいました。

(1月は百人一首を10首。下学年は5首暗唱、上学年は10首暗唱です。)

そして合格。合格第1号でした。

この取組には1番も2番もないのですが、1月は子供たちの挑戦スピードが過去にない速いペースです。

校長室の中で列ができるくらい、休み時間になると子供たちが挑戦しにやってくるのです。

途中で忘れてしまいその時には合格できない子もいましたが、ちゃんと明るく受け止め、次の休み時間や翌日には見事に合格しています。

うまくいかないこともある。でもそれをちゃんと受け止め、再チャレンジできる。

どの子も「強くなったな・・・」と私は感心し、とても嬉しく思います。

新しい年、この取組ひとつにも全校の子供たちのやる気を感じます。

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