9月8日、9日に、本校窯芸活動の「本焼き合宿」を行いました。8月に「素焼き」で焼き上げた作品に釉薬を塗り、再度、窯で焼き上げるのが「本焼き」です。
 素焼きの目標温度は850度ですが、本焼きは1250度まで上げます。これがなかなか上がりません。深夜2時から3時頃は材木をどんどん投入し、さらに側面からバーナーで直接熱しないと到達できない温度です。安全に気を付けながら作業をし、朝方の5時過ぎには1250度まで到達しました。
 今年は十数年ぶりに窯を2つ準備したので、2番窯の温度上昇を懸念していました。事前に県の技術センターの方に来校していただき、解決方法についてアドバイスをいただいていました。それも功を奏し、無事に終了しました。
 窯に入れている釉薬テスターでは、とてもいい具合に釉薬が溶けだし、良い色が焼き付いていました。9月19日にいよいよ窯出しです。

【まずは窯に作品を運びます。窯入れには保護者の方にも手伝っていただきました】
活動 活動

【釉薬が棚板につかないようにアルミナの団子を作ります。本部テントも設営】
活動 活動

【窯閉じ用の粘土づくり。大森町に来ていたオーストラリアの子どももお手伝いに参加です】
活動 活動

【窯に投入する材木を運びます】
活動 活動

【窯に作品を丁寧に入れていきます。保護者の方も卒業生ですので経験者です】
活動 活動

活動

【作品を入れた後、窯口をレンガと粘土で閉じていきます】
活動 活動

【午前中で窯入れを終わり、いよいよ火入れ式です】
活動 活動

活動 活動

【温度を1時間に50度から100度ずつ上げていきます。温度管理が重要です】
活動 活動

【2時間ごとに生徒は当番を交代します。仕事終わりの保護者も来校されます】
活動 活動

活動 活動

【9月に赴任した大田市の新ALT4名も来校されました】
活動 活動

【深夜になると忙しくなります。窯周辺は相当な温度上昇です】
活動 活動

活動 活動

【バーナー注入です。消防服が必要です】
活動 活動

【朝5時過ぎ、1250度に到達です】
活動

【今年の本焼き合宿も無事終了しました。焼き上がりが楽しみです】活動