５月１０日～１３日にかけて、３泊４日の三瓶スタディキャンプを行いました。会場は三瓶青少年交流の家です。昨年度より取り組んでいる活動で今年が第２回目です。
　学校生活を丸ごと三瓶に移し授業や部活動を行います。授業は夜も行います。昼には三瓶ならではの体験を行います。就寝前には自学自習の時間も設けます。「授業・体験・生活」をキーワードに、生徒自らが主体性を身につけていくことを目的としています。

【第１日目】
　入所式、オリエンテーションの後、昼食をはさんで４時間の授業と部活動です。柔道部は武道場、卓球部は体育館、弓道部は弓道場で活動します。交流の家は施設が充実しているため、素晴らしい環境で部活動ができます。
　夕食後、全校で英語の授業を楽しく行いました。その後、１時間の自主学習を集中して行い、本日の活動が終了しました。

・いざ出発、入所式

・授業の様子（1年社会、2年数学、3年理科、全校英語）


・部活動の様子（柔道部、卓球部、弓道部）


・夕べのつどいで挨拶する生徒会長、隠岐島前高校さんも同宿

・自主学習タイム（21時～22時）

【第２日目】
　朝はラジオ体操と掃除から始まります。健康的に朝食を食べた後、本日の授業は５時間です。11時からは理科の授業の一環として「縄文の森ミュージアム」を見学しました。ほとんどの生徒が初めての見学で、自然の壮大さに驚いていました。
　本日の夜は生徒会企画のレクレーションをしました。「バドミントン」と「しっぽとり」をみんなで行い、大変盛り上がりました。

・ラジオ体操、掃除、朝食


・縄文の森ミュージアムの見学



・ＡＬＴも授業に来てくれました。楽しそうな授業。休憩時間には「絵しりとり」


・夜は生徒会企画のレクレーション

【第３日目】
　キャンプ３日目は体育の授業の一環として「サイクリング」をしました。三瓶北の原から東の原までの往復８キロです。サイクリングコースが整備されていますので快適でした。東の原では「三瓶観光リフト」に乗り大平山まで登りました。頂上で食べるおにぎり弁当が美味しかったです。
　リフトで再び降り、東の原にある「石見ワイナリー」を見学しました。今は醸造のシーズンではないですが、一面に広がるブドウ畑を案内していただき説明を聞きました。
　交流の家に帰ってからは再び授業です。少し疲れた様子でしたが、夜の自主学習にも黙々と取り組んでいました。生徒たちは自主性を意識しながら、互いに声をかけあってよく頑張っていました。

・授業の様子（2年英語、3年国語）

・サイクリング



・三瓶観光リフト
 


・石見ワイナリーの見学

【第４日目】
　いよいよ最終日になりました。退所の点検はバッチリ合格です。午前中に２時間授業をした後、野外炊飯を行いました。今回のメニューは「はなまるパン」と「クリームシチュー」です。火起こし班、調理班、道具班に役割分担し、協力して調理ができました。手作りできたてパンはとても美味しかったです。シチューもとろみがついて美味でした。少し水加減を間違えた班もありましたが、それはご愛敬というところ。テキパキと作業ができたため、予定より１時間早く終えることができました。
　この４日間、青少年交流の家のスタッフの方々には大変お世話になりました。生徒自身が「主体性」を意識して、自ら動き協力することができました。恵まれた環境の中で活動できたこと、心より感謝申しあげます。

・野外炊飯（ダッチオーブンで焼くはなまるパン、クリームシチュー）






・退所式