志学SST「竹イベント」を開催しました
11月15日(金)
志学中学校の総合的な学習の時間は、「SST」とい
う活動を取り入れています。これは、
志学(Shigaku)
最高/再興/再考(Saiko)
タイム(Time)
の頭文字をとったものです。生徒たちは入学してま
もなく3年間研究し続けるテーマを決めます。その
内容とねらいはわが町志学に貢献すること。特産品
を世に売り込む方法だったり、志学の課題を見つけ、
それを解決する方法だったりを研究していきます。
今日の竹イベントの主催者は本校3年生の生徒。町
にはたくさんの放置竹林があります。これを何とか
できないかというテーマで、これまで研究を進めて
きました。その結果辿り着いたのが竹の有効利用。
今日のイベントは放置竹林の竹を取ってきてある程
度の大きさに切り、それでクリスマス飾りを作ろう
というものでした。当初予定していた保育園の園児
たちの参加は見合わせましたが、小中学校のほとん
どの子どもたちが集まり、地域の方の協力も得て盛
大に開催しました。
はじめに、主催者の生徒がこれまでの取組を簡単に
紹介した後、さっそく竹を用いて飾り作りです。一
節の大きさで切った竹は、着色がしやすいように一
つ一つ表面が洗ってあります。これだけでもすごい
作業量です。
集まった子どもたちは好みの竹を選んで、アクリル
絵の具で着色していきます。ワイワイ言いながらみ
んなで何かを作ることって本当に楽しいです。あち
こちから笑い声が絶えず聞こえ、和やかな雰囲気で
飾り作りが進んでいきました。
作り終わった後は、みんなで作品を机に並べて品評
会です。
最後に記念撮影をして楽しいイベントは終わりまし
た。
来年2月に今年度分のSSTの報告会を行います。地
域からもたくさんの方々に参加していただき、子ど
もたちの研究の成果を聞いていただきます。今日の
竹イベントによって3年生はどんな志学の未来を見
つけてくれたのでしょうか。楽しみに見守りたいと
思います。