避難訓練を実施しました
10月21日(月)
保育園、小学校、中学校合同で避難訓練を実施しま
した。
今回は地震想定です。揺れがおさまってから先生方
が校舎内の被害状況を確認します。その結果、小・
中職員室前のガラス棚のガラスが破損しており、職
員室前の通行ができないことが明らかになりました。
児童・生徒とも、そうしたイレギュラーな状況にも
動じることなく、速やかに避難することができまし
た。
地震と言えば、大田市は2018年4月9日に島根県西
部地震で大きな被害を受けました。全壊の家屋16
棟をはじめ、半壊や被害を受けた建物の総数は
1000棟以上と報じられました。マグニチュードは
6.1、震度5強の巨大地震でした。震度5強といえば、
物につかまらないと歩くことが難しく、棚の食器や
本はほとんどが落ちてしまうぐらいの揺れだそうで
す。家具はもちろん、ブロック塀が崩れることさえ
あるようです。
子どもたちには、頭をはじめ、体を守ることが最優
先と指導します。したがって、揺れている間は机な
どの下に入って、移動するときは厚めの本などで頭
を保護しながら身を守ります。訓練の様子を見てい
ただいていたスクール・ガード・リーダーさんから
は「教職員がもっと身を守る行動をしなければ!」
と指摘を受けました。「先生方が安全じゃないと、
児童生徒が混乱してしまいますよ」とも言っていた
だきました。
繰り返しの訓練によって、本当に災害に遭遇した時
も、冷静で適切な行動ができるよう、大人も子ども
もなりたいものです。