オジサンの図書館探索
【4月2日(金)】
桜が散りそうです。
今年の入学式、残念ながら新型コロナウイル
スの関係で来賓の方々も招待できませんが、
桜もタイミングがずれそうですね。
今日は新年度の準備に向けた会議やらPTA
役員会などがありましたので、子どもたちの
様子が見られませんでした。
夕方、校舎内をふらっと歩いてみました。
図書館に入ると、様々な工夫が見られます。
昨今の図書館は我々の時代(読みたけりゃ読
め!)と違い、実に子ども目線でついつい本
を手に取りたくなるような工夫が凝らされ
ています。学校司書さんのおかげです。
「へえー、くじ? 面白いな。」
オジサンは何でも迷いっぱなしだからな~。
「本屋大賞ってテレビで言ってるヤツ?」
「バーコードになってるんだよなぁ。」
「この人がこの本?意外!」
「郷土資料も豊富だなぁ。」
「廊下は新しく届いた本を陳列か。これなら
図書館に入らなくても、借りる気になるよな
ぁ。」
年寄りになると、動くたびに独り言が増えま
すので、ブツブツとしゃべりながら撮影です。
私は小中学生の頃は、外で走り回っていたの
であまり本を読んだ記憶がありません。
コナンドイルだの江戸川乱歩だのは全巻読
んだと思いますが、他には読みたくなるような
物も置いてなかった気がします。
家では小学生ながら車のカタログを穴が開く
ほど毎日毎日眺めていましたので、今日の図
書館の中で一番興味津々だったのは、これです。
しかし現在、私が最も気になる新刊の「世界
のスポーツカー」は常に貸し出し中・・・。
「なんとか間隙を縫って、タイミングよく小
学生を出し抜けないかな。」等と大人げなく
虎視眈々とチャンスをうかがっています。
先日、ツタヤで65歳は過ぎた男性が店員に
「その後、キン肉マンのDVDは入荷してる?
ある?うわー、嬉しい!どこ?」と明らかに
孫ではなく自分が見るオーラ満載の方がおら
れ、お若い感覚には感心したものの、かなり
引きました。
「オジサン、そんな はしゃぐかね~。」
けどまあ、小学生と競争している
志学のオジサンもキン肉マンのオ
ジサンも・・・結局同じですよね。
みなさん、引かないでくださいね。