【9月20日(日)】

 

4連休にも関わらず、多くの皆様にアクセスいただ

き感謝いたします。気をよくして、キーボードを打

つことにしました。

 

特に連休中は、部活動の動きくらいしかないわけで

すが、その部活動が大きな転換期を迎えそうです。

あまり報道にも取り上げられていませんが、先日通

知が学校に届きました。

 

     <文科省HPより>

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どうやら令和5年度以降、休日の部活動を段階的に

地域へ移行するようです。

具体的には、休日に教科指導を行わないのと同様に

「休日の部活動に携わることを希望しない教員には

部活動に携わる必要がない環境を構築すること」、

「部活動の指導を希望する教員については兼職兼業

の許可を得た上で、引き続き休日に指導を行うこと

ができる環境を構築すること」等です。

 

希望すれば教員としてでなく、一社会人として活動

団体等から報酬を受けながら指導するイメージか

と思います。(やりたくなければやらなくてよい)

この改革、いろいろと簡単に進みそうにはありませ

んが、ついに大きく舵を切った感があります。

 

今から10数年前、高校時代の友人(会社経営)か

ら部活動のことで質問されたことがあります。

「部活動の顧問って、毎日の残業手当や休日出勤で

結構儲かるんだろう?」

「大会でいい成績を出すと顧問に報奨金とか出るの

か?」 

 

もちろん教員に報奨金など出るわけはないし、日々

の残業手当などもありません。休日の部活だけは多

少の手当が出るものの、往復のガソリン代と帰りの

ラーメン代で差引ゼロかマイナスでした。(現在は

若干改善されています。)

 

遠征などの費用も学校からは出ませんから、自分の

宿泊費・弁当代などは全て自腹で、さらに貸切バス

の運賃も「生徒数+自分」の人数で割ってました。

自分自身のことを各ご家庭にお願いすることを潔し

としなかったです。格好つけているわけではなく、

そんなものだと思ってました。ある保護者はそのこ

とを知って衝撃を受けておられました。

もちろん、先生方の中には、きちんと説明して顧問

分を負担してもらっている方もいただろうと思いま

す。

 

もうひとつ言うなら、当然 GW・盆・正月、自分の

家族はほったらかしです。

 

私が友人に「お金のためにやってるわけじゃない」

と説明すると、友人は「おまえたちのやっとること

は仕事か?趣味か?不思議と言うより、あきれるわ。

おまけにそれで負けた時は指導がどうのこうのと言

われるんだろう?」となるわけです。

 

友人はドキッとすることも言いましたよ。

「おまえも夢みたいなことを言うけど、いい大会結

果が出て、全国出場監督に報奨金が百万円とか出る

なら、もっと頑張るだろう?」

 

その言葉を完全否定できなかった自分が情けない

と思いつつ、「学校の常識は世間の非常識」などと

揶揄されながらも、世の先生たちは純粋な使命感

で、生徒と喜怒哀楽を共にしながら頑張っておられ

る人も多いことを知っていただけたらなぁと思い

ます。自画自賛しているようで気持ちが悪いのです

が、まあ私の場合は程よく適当な顧問だったという

ことで、今日の長いつぶやきは終わりにします。

 

【追伸】

先日、300円で購入したことをお伝えした「西浜い

も」はやはり最高でした。紅あずまこそ頂点です。

最近は紅はるかに若干押され気味ですが。

昭和世代は咳き込むようなホクホク系・・・でしょ?

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