志学文化祭(11月2日)
11月2日(日)
文化祭を開催しました。運動会同様、志学では小学
校、中学校、地域が合同で行います。午前中は小中
学校の子どもたちの学習発表、午後は地域の皆様の
発表が中心です。
今春から保育園がなくなったことで、ステージ発表
において、園児たちの元気な姿が見られなくなり、
少し寂しい印象でした。それでも、小学校、中学校
の子どもたちがその穴を埋めるべく、スローガンの
「煌々smile(きらきらスマイル)」のもと、準備か
ら本番までひたむきな姿を見せました。
先月の運動会同様、天候が心配されましたが、本番
当日は朝になってすっきりと晴れ、秋のさわやかな
空のもと、早朝よりたくさんの保護者の皆さん、地
域の皆さんにもお出かけいただきました。今年印象
的だったのは、小中学校の職員の皆さんのご家族が
多く参加してくださったことです。多少肌寒さはあ
りましたが、秋の三瓶を楽しんでいただけたことと
思います。
開会行事では、日々刻々と変わる教育環境の進化と、
それでも地域と学校の連携は変わらず大切に継承し
ていきたいことを話しました。この文化祭の中にも
進化した部分と、継承している部分があることに気
づいていただきたいとも伝えました。
小学校1・2年生のかわいいオープニング・コール
からいよいよステージの始まりです。3人全員が大
きな声で、全身を使って、会場の「始まるよ~」の
ワクワク感を一層高めました。

そのあと、小学生全員による音楽の発表がありまし
た。「エーデルワイス」の合奏に続き、合唱「小さ
な勇気」を披露しました。エーデルワイスの終始柔
らかなリコーダーの音は、体育館に一時の癒しを届
けました。合唱は人数は少ないですが、美しく、時
に力強いハーモニーを響かせました。


学習発表の一番手は低学年です。野菜作りと町探検
で学んだいろいろを「シガクでげんき」というスト
ーリーに仕立てて発表しました。途中長いセリフも
たくさんありましたが、スラスラと全員が最後まで
言えました。野菜作りの難しさ、志学の町中にある
お店のステキな特徴を皆さんに伝えることができま
した。

続いて3・4年生、中学年です。「志学未来チャレ
ンジ」と名付けられた発表は、タイムマシーンを使
って60年後の志学の町へタイムスリップするお話
でした。縄ない教室や三世代運動会でお年寄りと関
わることの多かった中学年は、後世まで伝えていき
たい大切な文化に触れ、継承していくことの重要や
お年寄りを大事にすることを学び、発表しました。

続いて発表したのは中学生です。1学期から音楽の
時間に熱心に取り組んできた合奏の発表です。曲目
は『青のすみか』、キタニタツヤによる呪術廻戦の
テーマ曲です。指揮棒を振っていただいた音楽の先
生曰く、「少しゆっくり過ぎた」とのことでしたが、
少なくとも私にはそんな様子は全然感じられません
でした。練習時間が本当に短い中で、子どもたちは
もちろん、出演していただいた先生方も、見事な演
奏でした。

その次は小学校6年生の子どもたちの発表でした。
「世界の12歳」のタイトルで、一人一人がSDGs
17のテーマの中からテーマを決め、調べたり、考
えたりしたことを発表しました。食料が不十分な国
に無償提供している一方で、毎日世界ではそれを大
きく上回るだけの食料を廃棄している。きれいな水
が飲めない国がある。児童労働を強いられ、貧困の
ループが起きている…。そんな現状を打破するため
に何ができるか。小学校締めくくりの学年らしい、
素晴らしい発表でした。


そして午前中のラストは中学生による演劇でした。
タイトルは「人助けポイント」。幼いころからずっ
と一緒に学校生活を送っている子どもたちは、もう
お互いの考えていることや、行動パターンを熟知し
ています。そのため、一人一人の個性を発揮しなく
ても、いつの間にか自然と役割分担のようなものが
できてしまっています。卒業を間近に控えた中学生
たちは、「人助けポイント」を獲得しなければなら
ず、改めて自分自身の個性を生かした人助けに取り
組むというお話です。原作から脚本まで、すべて子
どもたちで取り組みました。音響や照明は先生方の
力を借りましたが、練習の時から、自分たちでダメ
出しをしたり、演技を磨く声掛けをしたりと、とて
も頼もしく、また日ごとに成長していく姿を見せて
もらいました。


恒例の昼休みは1時間半の自由時間です。ピロティ
では今年もカレーやうどん、まぜそばや唐揚げなど
の出店があり、多くの皆さんでにぎわっていました。


体育館後方には小学生、中学生の展示物をはじめ、
地域のサークル活動による作品も多く展示してあり
ました。また、今春閉園した志学保育園の20年余
りの写真を掲げた思い出展示も、たくさんの人をく
ぎ付けにしていました。








午後からは、毎年おなじみのさわらびシンフォニッ
クバンド、三瓶山神代神楽社中による神楽「大蛇
(おろち)」、三瓶小唄保存会の皆さんによる踊りと
歌を見て、閉会行事と進んでいきました。




生徒会長は、なかなかいろいろなことが思いどおり
にいかず、苦労したことを伝え、しかしそれがこれ
からの将来、未来につながる力になることを確信し
ているとあいさつで話しました。

志学まちづくり協議会会長様からも温かいお褒めの
言葉をいただきました。
運動会から1か月足らずでの実施というタイトな準
備日程の中で、これだけのものを創り出すことので
きた「志学の力」に感動しています。子どもたち、
保護者の皆さん、地域の皆様、本校の職員、関わっ
ていただきましたすべての皆様に感謝します。あり
がとうございました。


