6月30日(月)

浜田教育事務所から生徒指導専任主事の先生をお迎

えして、生徒指導の訪問指導を受けました。

今年度、訪問の指定を受けたのは志学中学校でした

が、学校の特色から小中両方の先生方を対象に、研

修の機会とすることにいたしました。

全体

今日のテーマは「増え続ける不登校児童・生徒にど

う対応していくか」というものでした。私たちにと

ってはもっとも耳の痛い問題で、不登校の児童・生

徒をこれ以上生み出したくないという思いはすべて

の教職員が思っています。しかし、子どもたちを取

り巻く様々な問題や環境から、年々不登校の児童・

生徒は増加しています。

講師

はじめに、そうした現状について最新の情報を提供

していただきました。続いて、単純に数字に目を向

けるだけでなく、多面的な見方、分析方法により、

さらに現状を深堀していきました。すると、島根県

の傾向から分かることは、多くの不登校児童・生徒

が年度の始まりをきっかけとして学校復帰を果たし

ていることでした。しかし、復帰を果たした児童・

生徒の数よりも多くの新たな不登校が生まれている

のです。

研修の後半は、その原因、理由への考察と、それに

対して学校のできることは何かを考えることでした。

参加の小中学校の先生方は、まず自分で考え、続い

てグループごとに考えを共有して、原因究明と打開

策をあれこれ考えました。大変短時間の研修でした

が、中身は大変濃密で、専任主事の先生に上手にレ

イアウトしていただきました。教職員もとても熱心

に研修に取り組み、それぞれ大きな学びがあったよ

うです。子どもたちが安心・安全を感じながら登校

できるように、また悩んだときや困ったときは周囲

の大人にSOSが出せるように、これからも教職員一

同がんばっていこうと決意を新たにしました。

学び

学び2

浜田教育事務所の生徒指導専任主事の先生、大田市

教育委員会の指導主事の先生、有意義な研修の機会

をありがとうございました。