着任式と始業式を行いました
4月8日(火)
今年度、生徒登校初日の今日は朝から着任式と始業
式を行いました。
本校は小中一貫校ではありませんが、1つの校舎で
小学校と中学校が併設されています。これまではほ
とんどの儀式や行事を小中各々でおこなっていまし
た。しかし、行事の中には小中合同で行うものがい
くつもあり、また校舎内で小中の児童生徒、教職員
は日常的に出会います。児童生徒に兄弟がいたり、
兼務の職員も複数名おります。そうしたことから小
中の職員間でやり取りする機会も多いことなどを受
けて、今年度は着任式を合同で行いました。
会場の多目的室には小中すべての児童生徒が集まり、
今年は合わせて9人の先生方をお迎えしました。校
長からの紹介の後、小学校の児童を代表して6年生
が、中学校の生徒を代表して3年生の生徒がお迎え
の言葉を述べました。その後、9名の先生方が一人
ずつ、丁寧な言葉であいさつをされました。子ども
たちはしっかり顔を見て話を聞くことができ、あい
さつの中でそのことをさっそく褒めてくださった先
生もおられました。
着任式に続いて始業式です。始業式は担任等の発表
もあるため、小中別々に行いました。(小学校の始
業式の様子は志学小学校のホームページでご確認く
ださい。)
中学校の始業式では、「校訓」と「学校教育目標」
について話しました。特に学校教育目標は、今年度
新しいものを設定し、経営方針や経営の重点も大幅
な見直しを行いました。(詳しくは「令和7年度グ
ランドデザイン」をご覧ください。)
新たに「継承と進化」とした学校教育目標に込めた
思い、それをもとにどんなことに、どんなふうに取
り組んでいけばいいのか、などを話しました。開校
71年目を迎える志学中には、昔から大切に守られ
てきた行事や習わし、思想がたくさんあります。こ
の地域ならではのものを「継承」していく役割が私
たちにはあります。また、時代の急速で、予測不能
な変化に合わせ、学校教育もものすごいスピードで
変わっています。それに取り残されないように、し
っかりと「進化」させていかなければなりません。
すべての教育活動において、「継承と進化」を意識
しながら取り組んでいこうと話しました。子どもた
ちは終始じっとこちらを見て、しっかり話を聞いて
いました。年度が改まった緊張感に加え、一人一人
が自らを進化させていこうとさっそく成長している
瞬間を垣間見た気がしました。楽しく、頼もしい1
年になりそうです。
今年度も、不定期にホームページを更新していきます。毎月第3木曜日発行の学校だより「三瓶に生く(やまにいく)」でも、子どもたちの活動の様子を紹介しています。ですが、ホームページでは学校だよりで紹介できない部分や、子どもたちのリアルな姿など、思わず笑顔になったり、ほっこりしたりできるような内容をお伝えできればと考えています。