1月16日(木)

大田三中と合同学習を行いました。今年度の生徒数

は三中も志学中も9名ずつで、合同学習は昨年の5

月に続いて2回目です。前回は志学中を会場として

体育の授業等を行いましたが、今回の会場は三中で

す。

はじめに、学年ごとに道徳の授業を行いました。

道徳1年

道徳2年

道徳3年

さすがに最初は少し固さが見られました。しかし、

いろいろな意見が出てきたり、いつものメンバーと

は顔ぶれが違ったりすることに、だんだん楽しさや

喜びを感じられるようになりました。生徒たちの表

情はみるみる緩んでいき、活発な意見交換が行われ

始めました。

道徳1年2

道徳2年2

道徳3年2

昼休みには、三中生徒会主催のドッヂボールを行い

ました。混成チームを編成して戦いました。校舎周

辺にはところどころにまだ雪が残り、寒い風が吹い

ていましたが、体育館の中は熱気に包まれていまし

た。

ドッヂ

ドッヂ2

午後は習字の授業を行いました。2名の外部講師の

先生方をお迎えし、書き初めに挑戦しました。多目

的室と教室の2か所に別れて、大きな画仙紙に挑み

ました。

はじめに、講師の先生から大筆の使い方を習いまし

た。行書においては、半分に分けた筆の片側ともう

一方を上手に使い分け、流れるようにして字を書い

ていくことを、特製の特大筆を使って説明、実際に

体験させていただきました。目からうろこの筆の使

い方に、子どもからも大人からも「おーっ!」とい

う声が何度も上がりました。

書1

書22

続けて、先生による実演もしていただきました。紙

の「ギリギリを攻める」というテーマを掲げ、実際

に書いていただきました。筆使いのテクニック、お

手本のような字がみるみる出来上がっていく過程を

目の当たりにして、教室は何度も大きな拍手で包ま

れました。

書3

そうしていよいよ実践です。先生の実演を見た影響

か、子どもたちも本当にのびのびと、ダイナミック

な字を披露してくれました。講師の先生方も一人一

人の生徒のそばに寄っては「いいねぇ」、「すばら

しいねぇ」と声をかけてくださいました。

書4

書5

書6

一人5枚ずつの画仙紙はあっという間になくなって

しまいました。子どもたちは集中力を切らすことも

なく、また休憩も最小限にとどめ、一生懸命紙に向

かっていました。予定の2時間が経ったとき「もっ

と書きたい」という生徒がいたほどです。講師の先

生方には、しっかりと書の楽しさを教えていただき

ました。全員でおよそ70枚の書き初めを書き、三

中の長い廊下が埋め尽くされました。

書7

片付けを終え、講師の先生方に両校の代表が感想と

お礼の言葉を述べました。先生方からもたくさんの

お褒めの言葉をいただきました。

書終わり

生徒たちは1人1枚ずつ、もっとも上手に書けた作

品を選び、並べました。

書8

楽しい時間はあっという間で、志学中生は学校へ帰

る時間になりました。最後に両校が向かい合って、

お礼の言葉を交わしました。

閉会行事

短い時間でしたが、たくさんの笑顔と喜びをお土産

にいただきました。最後は温かいお見送りまでして

いただきました。

大田三中の生徒の皆さん、先生方、2人の習字の講

師の先生方、大変お世話になりました。ありがとう

ございました。