9月9日(水)に、3年生の総合的な学習の時間でのふるさと学習として、「地域の未来を考えよう」を行いました。

一学期に「大田市概論」として、大田市の魅力や課題について広く学ぶ時間がありましたが、二学期からは、大田市の「歴史」「観光」「環境」「産業」の4分野に分かれて、調べ学習を進めていきます。

調べ学習を始めるにあたり、4分野についての講師を招いて、各分野の調べ学習の切り口の一つとなる講話をして頂くことになりました。

今回は「歴史」分野として、大田市文化財保護審議会委員の多田先生をお招きし、「石見銀山と港町・温泉津」と題して、講話をして頂きました。

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温泉津という土地が以前温泉(ゆ)と呼ばれていたことや、石見銀山の産銀量が減ってもなお温泉津へやってくる船が増えていたこと、その要因に窯業や福光石といった今も続いている地場産業の発達があったことなど、歴史と文化や産業を絡めて、貴重なお話を頂きました。

総合2

総合3

また、残りの3分野についても様々な角度からお話を頂く予定となっています。

講師の皆様には、職場体験学習の中止に伴って急な依頼となりましたが、ご協力頂き感謝申し上げます。

この後の調べ学習で、今回の講話の内容をしっかり役立ててもらいたいと思います。