仁摩町は、島根県の中央部に位置し、北東は五十猛町・大屋町、南東は大森町、南西は温泉津町に接し、北西は日本海に面している。
 1954年に仁万町、宅野村、大国村、馬路村が合併して仁摩町が成立した。町名は仁万町と邇摩郡の合成地名である。当時の人口は一万人弱だったが、2020年4月現在の人口は3755人である。
 世界遺産「石見銀山遺跡とその文化的景観」に関わり登録された遺産が仁摩町内に「石見城跡」「矢筈城跡」「永久鉱山跡」「石見銀山街道 鞆ヶ浦道」「鞆ヶ浦」の5つある。仁摩の偉人「棋聖本因坊道策名人」の出生地、江戸時代から続くと言われる「宅野子ども神楽」、鳴り砂で名高い「琴ケ浜」など歴史的・文化的にも奥深く、自然にも恵まれた地域である。
 1991年に世界最大の巨大1年砂時計が作られた(仁摩サンドミュージアム)。山陰自動車道の仁万・石見銀山ICの出入口付近に、「道の駅ごいせ仁摩」が建築され、連日にぎわっている。
 現在、校区内にある大田市立大田西中学校、県立邇摩高等学校、仁万・宅野・大国・馬路の各まちづくりセンターと連携をした魅力あるふるさと教育を進めているところである。

                                           (参考資料:「仁摩の郷ガイドブック」仁摩の郷づくり委員会)