■学校評価の結果について■  校長 和田 正利

 12月に行いました学校評価(教職員・児童・保護者・地域)につきまして、集計結果をお知らせします。一つ一つの数字に一喜一憂するものではありませんが、前年度と比べ、肯定的な回答が増えている項目については、今年度の教育活動が効果的に実施できたのではないかと思われます。

【全評価者肯定八割以上の項目】
・楽しい気持ちで学校生活を送っている
・授業はよくわかる
・認め合い・励まし合う集団をつくる
・課題解決をめざし、やり遂げようとする力を育てる
・前向きに向き合う力を育てる
・困っている人の気持ちを理解する力を育てる
・特別支援教育の充実を図る
・人権意識を高める
・ICTの効果的な活用を推進する
・たより等で情報発信をしている

しかし、課題も多く、次年度に向けて有効な改善策を導き出さなくてはならないものもあります。

【平均肯定評価が七割未満の項目】
・挨拶がきちんとできるようにする
・基礎的生活習慣を定着させる
 <礼儀正しい言葉遣い>

【回答者によって結果に差がある項目の様子】
・学校では思いを伝える教育をがんばっているが、学校外では思いを伝えるのがやや苦手。 
・児童、学校は何にでもチャレンジしているように感じているが、保護者はもっとチャレンジしてほしいと感じている。
・児童、保護者はあいさつをしていると感じているが、地域、職員は物足りなさを感じている。
・全体的に、はきはきした態度に肯定的だが、職員は物足りなさを感じている。
・児童は礼儀正しい言葉遣いをしていると感じているが、地域、職員、家庭では感じていない。
・登下校の安全について、認識の違いがみられる。
・家庭での読書についてさらに充実させる必要がある。

これらの結果をもとに、学校運営協議会でも協議を行い、今後の教育活動や学校運営の改善を図りたいと思います。ご協力ありがとうございました。