■ふるさと教育■  校長 和田 正利

 2学期が始まって、間もなく半分が終わろうとしています。今学期は、6年生の石見銀山学習、5年生の三瓶での宿泊体験学習や川の学習、4年生の衛生処理場見学、3年生の熊谷家見学や稲刈り体験、1,2年生の遠足など、子どもたちが校外に出かけて学習する機会が多いです。どの学年も1回は校外で学ぶ体験をしています。

 本校では、ふるさと教育の目標を

・学校において、家庭や地域の人々・場所・行事等と直接かかわる学習を通して、ふるさと(地域)の自然や生活、歴史について知り、その豊かさは、人々の協力や工夫、努力によって守られていることを理解し、自らもふるさと(地域)の一員としてふるさとを大切にする態度を育てる。

・地域の有する知恵や技能を積極的に生かし、確かな学力を身に付け豊かな心を育てる。

としています。

 この目標を達成するため様々な学習活動を行ってきています。前述の校外へ出かける活動の他、家庭科の裁縫の学習や生活科の昔の遊び体験、総合的な学習の時間の地域のよさや課題に目を向ける学習等、地域の方を講師として学校に招いての学習も行っています。ふるさと教育を進めることによって、ふるさとへの愛着が深まり、ふるさとを誇りに思う心が育ったり、人とよりよく関わる力や自己表現力、課題解決能力等の学力も高まったりします。

 これからも地域のひと・もの・ことの学習を通して、ふるさとに対する感謝の気持ちを育てていきたいと思います。

 このような学習を進めていくには、地域の協力ももちろんですが、事前準備等で家庭の協力も欠かせません。長久小学校の子どもたちのため、引き続きご支援ご協力をお願いいたします。