荒賀龍太郎さんとの交流
火曜日に来校された様子を紹介します
11月22日(火)荒賀龍太郎さんが来校されました
先日のマチコミメールでお伝えしたように、トップアスリート事業として荒賀龍太郎さんが本校を訪れ、子どもたちに空手の楽しさや夢に向かって進む目標や努力について話をしてもらいました。
初めに、荒賀龍太郎さんの初心者のための空手教室でした。空手の楽しさを知ってもらうべく、空手の動きを楽しみながら一緒に空手を行いました。
空手も空手道といって、道のつくスポーツの基本である「礼に始まり礼に終わる」という挨拶や正座の方法から教わりました。
さすがトップアスリートの方でした。礼や正座のきれいなこと…。見事でした。
そして、次に空手は、相手を倒すということではなく、自分を守るためのものという話から、一人で行う「つき」や二人で行う「かまえ」の反復練習でした。
荒賀さんは、道場を開き子どもたちにも教えておられてさすがでした。子どもたちに声かけをしながら心ほぐしをして、子どものたちの心をつかんでいきました。動作がむずかしい子どももいましたが、スポーツを楽しむ心を教えてもらいました。
空手教室の最後に、「新聞紙を破る」ということに子どもたちは挑戦しました。集中してつかなければきれいに新聞紙を破くことはできません。でも、子どもたちは必死になって新聞紙を破きました。上手に破く子どもも出てきて盛り上がりました。
休憩後、荒賀さんの話にうつりました。荒賀さんの空手をしている動画から紹介されました。子どもたちは1時間、静かに話を聞くことができていました。荒賀さんの空手を始めたきっかけや小さいころに夢をもって、努力した話が聞けました。夢を持ったらその夢のために何か今の自分の目標をきめてがんばっていくことが大切だという話でした。また、2年ごとに行われる世界選手権での決勝の舞台に上がった時の心の動きや敗れた時の心を教えてもらいました。そして、東京オリンピックに空手が正式種目に決まった時の心から次の目標ができて肩の力がスゥーっとぬけていったことなどトップアスリートにしかわからない心情まで話をしてくれました。最後に記念写真を撮ってお別れをしました。あっという間の2時間でした。
2030年の国民スポーツ大会が島根県で開催される時に子どもたちは19歳、20歳の若者になります。大田市で空手が開催された時に小学校でのこの荒賀さんとの交流をきっと思い出すことではないでしょうか。もしかしたら荒賀さんもまたこの地に来ているのではないですかといってお別れをしました。有意義な2時間でした。
(文責:校長)