学習発表会でのふりかえり
『キャリアパスポート』…聞きなれない言葉かもしれませんが、昨年より全国の小中高等学校が始めています。
キャリアパスポートは、自分の学校での行事等を振り返った時に各シートをそれぞれで用意をしておき、1年間で3~5枚収納して、ファイルに綴じ、それを小→中→高と引き継いでいくものです。
全国の学校で取り組みがされています。
これがキャリアパスポートです。一人1冊用意されています。
学習発表会は、本校でも大きな行事の一つであり、それを自分で振り返ることで自分の成長を確かめていくものです。
どの学年もキャリアパスポートはあります。
これは高学年の例ですが、大変すばらしいふりかえりをしています。
5年生さんより
学習発表会では、練習したせいかがはっきできました。めあては「だれにでもはっきり伝わるようにする」でした。いい声は出ていたと思っているけれど、もう少し大きな声で言えたと思います。
太鼓では100%の気持ちでできました。田植えばやしは笛の穴をしっかりおさえて変な音が出ないように意識しました。夜にかけるは小太鼓と合わせるところをバチを見てひきました。最後のヤーを100%の声が出ていたので来年に生かしたいです。
6年生さんより
学級発表では、練習の時より前を見てハキハキと言えなかったと思いました。でも、正確に地域のみなさんには伝えることができました。太鼓発表では、練習の時に何度もくじけそうになるときがありました。でもみんなで心を一つにしたら音があって感覚がありました。本番の時はみんなで心を一つにできたかなと思ったけど個人的に心残りがありました。それはソロのところです。呼吸が浅くなってしまいはやくなってしまいました。それでもあきらめずにがんばることができました。そのことを生かしてこれからの学校生活もがんばります。
また、担任のコメントがすてきです。子どもたちを支える先生方に拍手です。キャリアパスポートをぜひまたお読みください。
例えば、中学校で小学校時代の振り返りを見た時に、「あぁ、こんなことにがんばっていたんだ。今の自分と比べてどうだろうか?もっとがんばれるかもしれないな。」と思うかもしれません。
『自尊感情を育てる』取組だと思っています。(文責:校長)