普段の授業にも…
今日も授業を見て回りました。何気ない授業の中にも、教師の工夫が見られます。
これは、3年生の算数の授業です。本校では3年生の算数は教頭が受け持って教えています。
今日は分数の授業をしていました。ふと見ると、面白そうな教具がありました。
子どもたちに分数を理解させるための教具(きょうぐ=おしえるためのどうぐ)でした。
見たこともない教具でした。それは、オリジナルで作成したものです。
しかも一人ひとりに与えています。
わかりますか?白いのは円を4等分したもの 黄色は円を6等分したものです。
よく分数の理解は丸いケーキで理解させるとよいといわれています。
まさにその通りで、その教具は、円を4等分したものや6等分したもの、9等分したものなど多種に
あります。
この青いのは円を8等分したものです。
色を変えているのも子どもたちにわかりやすくするための工夫ですよね。
具体的な操作を用いながら理解していくので、わかりやすいです。また、手にとって触れることがで
きるのがいいです。子どもたちに質感、量感をもたせることは必要です。積み木やブロックが知育玩
具と言われているのは、手でふれて、感触を確かめることのできるおもちゃだからです。
われわれ教師は、工夫をして子どもたちに教えていきます。
分数は難しいとよくいわれます。でも、一人ひとりにこのような教具があれば具体的に手で触って、
操作して理解できるのでいいと思いました。
ちょっとした紹介でした。
(文責:校長)