『研究授業』

 要するに、先生方同士で授業を見せ合いしながら、授業する力をそれぞれが高めていくためのものと考えてください。

 実は、このことを『同僚性』(どうりょうせい)といいます。あたりまえと感じられるかもしれませんが、先生方同士で授業を見せ合う場面をたくさん作ることで子どもの学力があがると言われています。

 担任教師は、なかなか自分のクラスの子どもを自習にして、他の学級の授業を見に行くことがありません。そうすると自分なりの授業の力を磨くわけですが、一人だとなかなか技量というものは上がっていきません。他の先生の授業をみながら自分の授業も高めていく絶好のチャンスが研究授業なのです。

 他の職業でも、ベテランと若手を組ませて経験を積ませることをしている職業もあります。

 昨日は3時間目に2年生の授業を教職員で見ました。

 様々な場面でベテランの伝えていきたい授業力が見受けられます。

写真1

例えば、上の写真です。

この時間の「すること」を初めに明確化することで子どもが見通しをもって学習します。

 写真2

 他にも、小黒板を利用しながら授業を進めています。

子どもにわかりやすいように『大きなプリント』という意図です。

こういう工夫が随所に見られました。(他にもありますが、紹介はここまでにします)

 

学校は子どものために何ができるか?といつも考えています。

今後も同僚性を大切にしながら運営をしていきます。(文責:校長)