四恩のいずみ
【2月5日(金)】
志学小学校の前には「四恩のいずみ」と書か
れた石碑が置かれています。裏には「志学教
育百年記念 昭和51年建立」とあります。
四恩とは「天地の恩、親の恩、師の恩、
郷土の恩」のことです。
恩というと、若い人は「古くさい」とか「封
建的」というイメージがあるかも知れません。
しかし、実に優しい筆づかいで書かれたこの
文字(揮毫は当時の石倉隆道校長先生)を
眺めていると「四恩が泉のようにわき出るのが
この志学の地である」ことが伝わってきます。
正確な解釈は分かりませんが、この言葉は子
どもたちに感謝の気持ちを忘れないでほしい
という単純な願いだけではない、大人にも大
切なメッセージや教えを伝えているのではな
いかと思うのです。つまり、泉をわき出させ
るのは「誰か?」ということです。
今日は余計なことは言わず、この美しい志学
ブルーで心を洗い、週末を締めたいと思います。
では、また来週。