1年生 銀山学習
12月1日(火)に1年生は銀山学習(ふるさと学習)として、地域に出かけて学びました。
1年生では、総合的な学習の時間において、銀山学習(ふるさと学習)に取り組んでいます。
銀山学習では、「世界遺産学習を通して、石見銀山の歴史や価値などについて興味・関心を高め、その知識や理解を深めるとともに、ここで暮らす住民としてふるさと誇りをもち、ふるさとを愛する心を育てる。」をねらいとして学習しています。
今回は、5つのグループに分かれて、現地学習を行いました。グループのテーマは、
1.仁摩と銀山のつながり 2.温泉津と銀山のつながり 3.銀について
4.当時の暮らしについて 5.石見銀山の歴史
【各グループの活動の様子】
1.仁摩と銀山のつながりグループは、鞆ヶ浦から馬路まちづくりセンターを歩き、実際に現地の鼻ぐりなどを見せていただきました。また、石見銀山ガイドの会の方から、鞆ヶ浦の歴史についてや、当時の暮らしの様子についてお話を聞かせていただきました。
2.温泉津と銀山のつながりグループは、よづくの里から銀山街道に向かって歩きながら、西田宿場町の歴史について、銀山街道を守る会の方からお話を聞きました。そして、ヨヅクハデの作り方を学んだり、西田葛作り方を教えていただいたりしました。
3.銀についてのグループは、石見銀山世界遺産センターに行き、「ゆり盆体験」を行ったり、展示室の見学や説明を聞いたりしました。また、当時の生活の様子について「劇」を見せていただき、分かりやすく説明していただきました。
4.当時の暮らしについてのグループは、展示室の見学を通して、当時石見銀山で暮らしていた人たちの生活について、詳しく説明してもらいました。また、丁銀のストラップづくりを行い、実際に金属を型に流して、自分だけのオリジナルストラップを作りました。
5.石見銀山の歴史のグループは、石見銀山資料館に行き、館内の展示物を見学したり、職員(館長)の方のお話を聞かせていただきました。石見銀山の歴史について、とても詳しく教えていただきました。また、その後、大森の街を散策しました。
どのグループも、地域の方や職員の皆様に大変お世話になり、丁寧に教えていただきました。
おかげで、それぞれのグループが調べたいことや疑問に思っていたことを知ることができ、
今後の学習に向けて貴重な機会となりました。
これから1年生では、今回の現地学習で学んだり教えていただいたりしたことや、自分たちが石見銀山について調べたことについて、各グループでまとめていきます。
銀山学習(ふるさと学習)をとおして、ふるさとに誇りをもち、ふるさとを愛する心が育っていくことを願います。
お世話になった地域の方、職員の皆様、ありがとうございました。